私の心が死んだ時…
「何とか誤解を解こうと思ったんだけど・・・・」



段々小さくなる麻衣の声を聞けば、それが失敗に終わった事が分かる。



「仕方ないよ!!!噂が流れても放置していたのは私だし・・・新しい恋でも探すよ!誰かいたら紹介してねー」



無理に明るくした声は空回りで・・・彩の心の辛さを表しているようだったが麻衣はそこには触れず「了解だよ」と微笑んでくれた。




その優しさが今の彩には痛く・・・更に心を虚しくさせた。



(涼君以外の人に恋するなんて・・・・絶対に無理だ・・・・)



隣では麻衣が「どんな人が良い?」と聞いてくれていたが、その言葉が彩の耳に入ってくることはなかった。




麻衣といつ別れたかもその日は覚えていない。




気付いたら・・・・家の前に居た。




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