誘拐犯は…神様だったのです!




「…………」


よ、良かった…今の見られていたら絶対に馬鹿にされたはずだ



少しホッとしながら、再び額を触ると、昨日の出来事を思いだす



「………」


昨日、キスをされてから私は暫く動けなく真っ白状態だった


恥ずかしさや、緊張から紫音さんの問いかけや"ベッドで寝ていい"との言葉によからぬことを想像してしまい


それを思いきり拒否した。それで、布団を一枚引っ張り部屋の隅で紫音さんから距離をとって眠ったんだった




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