恋と上司の甘い相関関係
俺達の関係を言い表すのは難しい。


敵対心を剥き出しにして挑発してくるくせに、やたらと人懐っこく絡んできたりもする遊馬。


そのせいか、俺は不思議と遊馬を邪険にすることが出来ない。


だからといって、コイツと真剣に会話するほどの仲ではないのだが。



「用件は何だ?さっさと言え」


『冷たいわね〜ダーリン。アタシ泣いちゃう』


「何もないなら切る」


『わー!ちょっと待っ』



──プツッ。ツー、ツー…



容赦なく通話を終了して車に乗り込むと、またすぐに掛かってきた。



『本当に切ることないじゃんかよー!せっかくオレが謝ろうとしてんのに』


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