恋と上司の甘い相関関係
あたし達がコソコソ話をしながら好奇の目で見ている間も、鬼部長様の怒りの声は止まない。



「このメニュー作るのにどれだけのコストがかかるかちゃんと計算したのか?

季節によって食材の価格は変動する。この時期にこんな食材ばっか使ってたら間違いなく赤字だ。

それくらい分からなくてどうする?もう一度考え直せ!」


「は、はいぃっ!!すいませんでしたっ!!!」



蛇に睨まれた蛙状態だった若い男性社員は、深く頭を下げると青ざめた顔をしてピューッと席に戻っていった。


あぁ…御愁傷様……。


カエルの彼に両手を合わせつつ、澤村部長をちらりと見やる。


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