恋と上司の甘い相関関係
『あなたのことは前から聞いてたの、とてもいいセンスをしてる社員の子がいるって』


『センス……?』


『そう、たまに調理を手伝ってたこともあるんでしょう?その時のあなたの姿を見てて思ったんですって。

料理のセンスがある子なら、きっと私達の力になってくれるんじゃないかと思ってね。何とか引き抜いてきて!って常務に頼んじゃったのよ』


『そ、そうだったんですか…!?』



異動の裏に隠されていた思いもよらない真実。


まさか、あたしがそんなふうに思われてたなんて…!



『でも、自分がそんなにセンスがある人間だとは思えませんけど…』


謙遜ではなく、本当にそうは思えない。

だから期待を裏切ってしまいそうですごく不安…。


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