男子高校生



「何かさ、真剣に勉強してると眠くなんだよね」


中野はヘラッとする。


「そもそもオメーは真剣になった事ねーだろ。」



「あるよ!真剣になってるときぐらい!」



「じゃ何だ。」


ドヤ顔された斉藤。

無性に苛立ってしまう。


「………何だろ。」



「ねーのかよ!自分で言っておきながらっ
アホか」



「アホって言った方がアホだし!!
アホアホアホーッ!!」



「小学生かよ!オメーは。」

斉藤は呆れ顔。

斉藤はコイツに何言っても無駄だと思った。




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