こちらミクモ探偵事務所3

しんと静まり返る部屋。
その中に紘哉がポツンと一人。

「……取り敢えず、今日は世界史でもやるか」

紘哉はデスクに腰掛け、教科書とノートを取り出した。


何もなく夜が来る。

いつも通りご飯を食べ、風呂に入り、寝る。

単語帳片手に早々布団に入り、寝てしまった。

玄関が開く音を期待しながら、彼は眠りについた。

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