恋愛オータム
タイトル未編集
私は秋を生き、貴方は冬を生きる。

私達は唯一無二の対なのに、どうして傍にいられないのだろう。

世界は秋。

鮮やかに、秋。

どんなに近くにいても、けして傍にいない貴方。

それでも私は貴方を想う。

ただひたすらに、貴方を想う。


『想うは貴方一人』


季節は秋。

鮮やかに、秋。



愛しい貴方は


土の下。




◆◆◆◆◆
< 1 / 11 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop