幼なじみじゃイヤなんだ。
「おばさん来るの?」


「仕事だから来ない」





流瑠も小声で返して来る。





「桜のとこは来るの?」


「来なくていいよって言ったんだけど、お母さんは来るかも?お父さんは全力で止めた。昨日の夜は『行く!!』って泣いてたけどね…」


「あの、“桜LOVE”のおっちゃんなら、一眼レフ構えて『桜こっち向いてぇ!!』とか叫びそうだもんな」





お父さんなら本当にやりかねない。


嫌な顔をしてると、そんな私を見て流瑠が声を殺しながら笑ってる。




< 26 / 606 >

この作品をシェア

pagetop