幼なじみじゃイヤなんだ。
今日から高校生……




頑張らなきゃ。勉強も部活も……




早苗が言ってた恋も………






がんばら……………………………………………













………トンッ!






「えっ!?」





私の隣に座る流瑠の左肩がビクッと反応する。




その振動に私の頭も跳ね上げられた。








でも、


そんな振動も物ともせず私の頭はまた、その居心地のいい肩にトンッと収まる。





「ちょ、おい!桜、起きろ!」





流瑠の声が春の風に乗って心地よく耳に届く。




私の一番大好きな、安心できる温もりを感じながら、


私は夢の世界へ旅立っていた。









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