幼なじみじゃイヤなんだ。
さみしい空気を放っているな。


そんな風に感じた。




そして、私は言われている事にショックを受けているだけでいいのかな?




凍り付いた空気に耐えられなくなったのか、早苗が上坂くんに反論した。





「ちょっと。言い方きつくない?」


「思った事を口にしただけだよ」


「そりゃあさぁ、桜はちょっとおちょこちょいだけれど………………やれば出来る子よ」





間が気になる所だけれど、早苗がかばってくれている事が嬉しい。





「ちょっと!大石も黙ってないで何か言ってやりなよ」



「…ん………?」





流瑠の眉間にしわが寄る。


必要以上に考えてる?




何にもフォローはないのかい?





「ま、上坂のその不安は分からないでもないな」


「!?」





なぁ────にぃぃぃ!?


睨んだ私の目を見ながら流瑠は続ける。



< 60 / 606 >

この作品をシェア

pagetop