医者のあり方【BL】
「お前…俺のこと…
その…好き、なのか…?」
ビクッ!
「!…ぁっ…」
俺が遠慮がちに聞くと
神前は大袈裟なほどに体をビクつかせた。
(まじか…)
「っ…ごめ、なさっ…」
神前はベットから降りて逃げ出そうとした
グラッッ
「わっ―…」
「アブねっ―…!!」
倒れそうになったところで俺が支えて、神前はそのまま膝から崩れ落ちた
「かんっ―…」
「最初はっっ!
…ただの憧れ、だったのに…」
「神前…?」
神前は泣きながら俺の腕の中で話し始めた。