変態教師と私。【完】
「私さ、愛玲菜の母親代わりになろうと思ってる」



「あ?」



「穣さんに調べて貰ったら、兄貴は成績も出席日数も大丈夫らしいから、ちゃんと卒業して」



「……」



「私は辞めて働く。昼間は兄貴が居るしね」



「何で働く」



「それは…愛玲菜に買いたい物だってあるし?」



「…いらね。お前じゃなくて、親父たちに頼む」



兄貴はソファーから車椅子に移り、リビング横の和室へと移動した。

襖をきっちりと締め、「馬鹿も大概にしろ」と、最後に言って来た。



「は…?」



…“馬鹿”って…!

いつもいつも何なの!
< 174 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop