変態教師と私。【完】

├予想外な祝福




翌日、携帯のバイブで目が覚めた。

ベッドの下で寝てる濱浦と、愛玲菜が起きないように、マナーモードにしておいたんだ。

昨日、送ってくれた濱浦を愛玲菜が引き止めて、“一緒に寝たい”と言い出して。

こんな状況に。

欠伸を漏らしながら、髪の毛をレースで出来た薔薇の付いたバナナクリップで適当にサイドを後ろで纏める。

エプロンをして、兄貴のお弁当と、みんなの朝食を準備。

愛玲菜は今日、給食の日だから、キャラ弁はお休み。

洗濯物を回したりしてると、父親がネクタイを絞めながら、部屋から飛び出して来た。
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