a gaping hole
Fifth

そんな話をしていたら、
あっというまに私の家の
近くまできてしまった。

「ここで合ってる?」

「あ、はい。」

もうすぐ彼との時間も終わる。
そう思うとどうしようもない
思いが胸を駆け巡る。

帰り道がもっと長ければと。

素直にそう思った。

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