もういちどあなたと・・・・
病院にいくと

看護師さん「櫻野真理様ちょっとこちらへ。」

真理「はい。」

病院の先生「結奈さんは....記憶喪失に」

真理「....なんで?」

病院の先生「なんか強いショックとか頭をぶつけたなど
頭に大きなダメージをうけた記憶喪失になっていますので。
字・計算などはできますけど...」

真理「人の名前は覚えてないんですね。」

病院の先生「そういうことになりますね。」

真理「でも先生。なぜ私を呼んだのですか?」

病院の先生「結奈さんのお父様とお母様は一昨日お亡くなりになっています。」

真理「そうだったんですか。」

結奈が言ってくれない秘密ってこれだったんだ。

真理「それで私を呼んだのですか。」

病院の先生「はい。引き取ってくれる親戚の方がいなくて
あなたのお父様が引き取ると言ってくれましたので。」

真理「でわ。結奈は義理姉になるんですか。」

病院の先生「そういうことになるけど、結奈さんの記憶喪失は、
親の死からきたものだと思います。」

真理「会わせてくれませんか? 結奈に。」

看護師さん「どうぞ。 こちらです。」

風斗「なんだって?」

真理「き...記憶喪失だって」

風斗「じゃあ」

看護師さん「真理様 コチラです。」

優斗「僕たちもはいっていいですか?」

看護師さん「それは、こまります。」

優斗「なぜですか? 真理がはいれるなら僕たちもはいれるはずじゃ?」

真理「結奈は私のお姉ちゃんだから....」

風斗「どういうこと?」

看護師さん「どうぞ。なかにお入りください」

結奈...時間がたってからでいいからお願いだから

私の事思い出して・・・・。 


結奈はそのまま眠りについていた。

真理「結奈? 一人でかかえこまなくてもよかったのに。」

私はしらずしらずないていた。

真理「また、くるね...」

優斗「真理...どうだった?」

真理「あのね。.....眠っていた」

風斗「俺はここにいるから。 二人とも帰っていい。」

真理「じゃあ、結奈の事..よろしく。」


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