もういちどあなたと・・・・
優斗「お前は、結奈の大事な親友を奪った。それが結奈にとっての幸せか?」

風斗「・・・・。あぁ。だってそのおかげで、優斗が結奈を愛してくれるかもしれないだろ」

優斗「何言ってんだ?」

風斗「はぁ?結奈はお前の事がすきだから。」

優斗「・・・・。お前それ間違ってるぞ。」

風斗「はぁ?」

優斗「もちろん。俺、結奈に告白されたよ?だけどその後結奈に言われたんだ。

『昨日はごめん!私、優斗じゃなくて風斗が好きになったから気にしないでね♪』
ってな。だから結奈は、俺が好きなんじゃない、お前が好きだったんだ。」

風斗「・・・・。嘘だ・・・。嘘だ」

優斗「本当だよ。お前は勘違いして結奈の大事にな真理を奪った。しかも

今、もしかしたら結奈も爆弾にまきこまれたかもしれない。」

風斗「・・・結奈。ゆなあああああああああああ。」

優斗「お前のしたことはいけないことだ。でも今から行けば真理も結奈も助かるかも

しれないから、はやく行くぞ。」

風斗「・・・・・・」 静かにうなずいた。

風斗「ごめんな。優斗。」

優斗「・・・・あぁでも謝る相手が違う。」

風斗「え?」

優斗「結奈と真理に謝らないと。それときちんと自分がやったと警察に行くこと。」

風斗「あぁ。そのつもりだ。」

タッタッタタ。




真理「優斗・風斗・・・」

真理は生きていて泣いていた。

真理「結奈がいないの・・・」

真理は震えていた。俺はそっとだきしめた。

風斗「結奈?ゆなああああ。」

ピク

地面が少しだけ動いた。

風斗「ここにいるかもしれない。」

俺たちは必至で地面をほりつづけた。

結奈「はぁはぁはぁ。ふ、風斗?」

風斗「結奈あああああああ。」

結奈はそのままいしきを失った。

優斗「はやく病院に。」

風斗「でも、俺警察に。」

優斗「結奈が助からなくてもいいのか? 早く行って来い。」

風斗は、走りだした。
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