グロリアスKISS



気づいたら寝ていた。


ふと、隣を見ると昨日の客はいなかった。まっ、いいけど。



あたしは1人になった部屋で気づく。


「げっ、8時20分!?遅刻するっ」


というか完璧に遅刻ですけどね。


慌てて落ちてる服を拾い集めると近くのテーブルに1枚のメモが置いてあった。


「…メモ?」


"TEL 090-……"


最後の客が置いていったと思われる携帯の電話番号があった。


あたしはそれを適当にカバンに突っ込むと着替えるために家に帰った。
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