"朱雀"【唯一無二の光】



……なにも言えない。

「それで要件は?」

「その体の痣どうした」

そう発したのは光哉くん。

やっぱり見られたんだね…
「階段でこ…「けてもそんなことにはなんねぇーぞ」

………


遮られた。


「今日は本当のこと言うまで逃がさないからな」

そう言った彼の目は真剣だった。

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