君にすべてを捧げよう


「・・・え・・・?」

そういって、榊は目を見開く


そんなに、いやなのか


「悪いけど、おなじだ。まぁマンションまでは一緒じゃないだろ。ほら、送ってやるからいくぞ」



俺はそういって、彼女の鞄を持った


「え・・・いいですよ!」

「うるさい。何かあってからじゃ遅いだろ」

俺はそういって、ドアを開けた



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