誠の桜に止まる蝶
「ああ・・・きれいだ。」

桜が満開に咲き乱れる。

来年も君とこの桜を見られるかな?

君は俺たちのもとから急にはいなくならないと言ったね?

だけど

やっぱり怖くなる。

君はこの時代の人間じゃない。

ましてや時さえ超えてしまうほどの存在だ。

それだけに、急にいなくなってしまうんじゃないかと思ってしまう。

そっと蝶の頬に触れる。

「温かい。」

今はこのぬくもりを確かめていなければ不安になる。


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