月の綺麗な夜に。

追放

お母さんは、お腹を壊さないように毎日鯖を炊いてくれた。



『ありがとうお母さん。お礼に何かして欲しい事ある?』



折角聞いてるのに夕飯の準備が忙しいみたいで、気がつかない。


『もう!ちゃんと聞いてよ。』


忙しいみたいだから、自分で考えよっと。


『何がいいかな〜?』


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