月の綺麗な夜に。

『お母さん〜!私も帰るよ〜!』



声をかけたけど返事がない。

『そっか!さっき走って逃げてちょっと遠くまで来ちゃたからね。着いた所に戻らなきゃ。』





今日の晩ご飯は何かな〜?とか考えながら連れて来てもらった所まで小走りで帰った。
そこには誰も待っていないのも知らずに。



< 20 / 210 >

この作品をシェア

pagetop