追いかけるだけの恋でした
だるまさんが転んだ
例えるなら君との恋愛は
「だるまさんが転んだ」の様。

私が歩み寄れば
君はそっぽを向いて。

私が立ち止まるなら
振り返ってみせる。

だけど諦められないのは
「いつか鬼(彼)に触れられる」
と、叶わないであろう
夢を見ているから。

壁に顔を向けている
彼の表情はわからない。

タイムリミットの様にも
聞こえる、彼からのカウント。

そのカウントが
案外心地良いなんて
思ってしまう私は
重症なのだと思った。
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