幸せの記憶

「ねえ、あの女性って
としちゃんの奥さん?」

そう小さい声で
あっちゃんに聞いてみた。

「もしかしてちゃこは何も知らないの?」

そう言って、
あっちゃも困った顔をした。

聞いちゃいけなかったのかな?

私は少し後悔した。

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