俺だけの花嫁
「真琴じゃなきゃダメなんだよ」
嬉しくてさらに真琴を強く抱きしめる。
俺に抱きつく真琴が愛おしい。
でも…。
ずっとこうしてはいられない。
やるべきことがあったから。
そっと真琴の体を離し、髪を撫でながら見下ろした。
「真琴…、一緒に来て欲しい所があるんだ。」
「今から?」
「あぁ。親父のとこ。」
そう。
親父の所へいかなければならない。
親父に真琴とのことを話さなければならない。
俺は真琴が好きだからと。