君いつも僕のそばに…
着信
彼女と別れ、僕は一人、ファミレスで一夜を明かした。


ドリンクバーでコーヒーを何杯もおかわりをして…


眠気と共に、さっきまでのことが夢だったんじゃないかと思えてきた。


彼女はまぼろし…かな?



そんな事を考えながらコーヒーを一口すする。



携帯のアドレス帳を開く。


みき。
***-****-****


彼女が教えてくれた携帯番号は、たしかにあった。


それにしても…ずいぶんとんでもないことを大声で叫んじゃったな…。



ちょっと後悔しながら携帯をパタンと閉じる。


スーツの胸ポケットに、携帯をしまい、店内の時計を見と…


5時を少しまわったところだった。
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