〜Sweet a LittleForest〜

茫然と薮を見つめる

玉森の肩に

岡本が手をかけ、

「はい、おつかれ。

ありがとな」

と、笑顔を向けて

バスを降りる。

「…はぁ」



気を取り直して、

最後に玉森が

バスを降りると、

生徒たちは、すでに

部室に向けて

歩き出しており、

バスの前には岡本と、

薮と高木だけが

玉森を待っている。


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