SEASONS【完】



美羽は恥ずかしくなって、水樹から離れた。




「そんなことないっ。
今、戻るけん」




そう言って、美羽は1人でみんなのところへ戻って行った。




「お邪魔したね」




1人残された水樹に、千晃は言った。


そして、千晃も戻って行った。



水樹は心の中で、

“あなどれない”

と、思った。




< 401 / 429 >

この作品をシェア

pagetop