彼女志願!
「ほんとね~ツトムより萌のほうがかわいいし~家事もできるし~すねかじりじゃないし~同じ作家同士、わかりあえるよね~」
「ええ~やめてー!!!」
ムンクの叫びのポーズで、ツトム君が絶叫する。
そうやって、わはは、と三人で笑っていたら、母親からの電話の苦痛が、少し薄れるような気がした。
ありがとうね、アキ。
本を家族に読まれるのはやだな、と思ってる時点で、自分のなかで多少、後ろめたい気持ちがあるのは拭えないわけで……。
だけどいつか、家族にもこれを好きで書いてるんだって言えたらいいなって、思えたよ。
私、ずっと書き続けるよ。がんばる。