彼女志願!
その足でいつものように近くのパティスリーでシュークリームを3つ買い、
自分の部屋ではなく、同じマンションのアキの部屋へと向かう。
「何か隠してるの、絶対に」
ここ数か月、穂積さんがそんな状態であると説明しながら、ケトルでお湯を沸かす私。
「――かもねぇ」
アキはリビングのテーブルで、著者校の最終チェックをしながら、私の言葉にうなずいた。
「でもほづみんが、萌にこういうことがありましてって話すとしたら、全部解決したあとなんじゃないの?」
「そうなのよ。そうだからまたモヤモヤするの」