パラレルパーソナルワールド
真っ直ぐ帰宅せず、少し回り道をして
酒屋さんへ寄った。


店の前に立つと、自動ドアがしずしずと開く。

中へ入る事は出来たが
ここも無人であった。


あまり辛口でなさそうな白ワインを、1本。


無人状態とはいえ
黙って持ち帰るのは何だか気が咎めるので

財布からお金を出してレジカウンターに置いた。

幸い、金額丁度の持ち合わせがあった。
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