ずっと、一緒・・・
プロローグ
今、私は中学校の前に立っている。これから私は、中学1年生になるんだ。そう決心しながら・・・。友達と二人で、校門の前に立ちながら、
「同じクラスになるといいねぇ・・・」と話をしていた。
クラス表を見ると、二人のクラスは違っていた。しかし、小学校の頃から恋をしていた男の子・翔がいた。すごくうれしかった。そしたら、友達の愛美(アユミ)が、
「うちらは、永遠に別れないから!大丈夫!それにしても良かったジャン!翔とクラス一緒で!恋愛のろけ話、聞かせてね!」と言って、下駄箱のほうに歩いていった。
それとほぼ同時に後ろから思いっきり背中をたたかれた。

「いったぁい・・・誰?」とちょっと切れ気味に後ろを向くと、翔がいた。
「ごめんごめん、そんなに怒るとは思わなかった。」って笑いながら言った。

「翔!まったく!ビックリしたんだから!それより、クラス一緒だね!」

「おぅ!ってか中学でもお前と一緒かよ・・・」って冗談で言われたけど、
「何よそれ!うれしくないの?」って強気で言った。

「冗談だってば!本気にするなよ!」

って楽しい会話をしながら、校舎の中に入っていった。
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