TATTOOー愛情ー
ネイトはあたしがデイバッグを盗られたと知って、空港内のゴミ箱を見てくれたけどやはり見つからなかった。
というかラップトップが大きいのでゴミ箱には入らないだろう。
当然のことだけど、一縷の望みも絶たれてあたしはガッカリした。
「何か飲みたいものある?」
身も知らぬ他人のあたしの為にここまでしてくれるネイトにせめてもの恩返しがしたいと、声をかけた。
「じゃあ、フラットホワイト」
「分かった」
フラットホワイトというのは南半球のミルクの飲み物らしい。
あたしもニュージーランドに来て初めて飲んだ。
空港内のカフェで2人分のフラットホワイトを買った。
甘過ぎずにミルクがふんわりして美味しい。
彼の家族は空港の駐車場で待っているということで、2人でそちらに向かった。
というかラップトップが大きいのでゴミ箱には入らないだろう。
当然のことだけど、一縷の望みも絶たれてあたしはガッカリした。
「何か飲みたいものある?」
身も知らぬ他人のあたしの為にここまでしてくれるネイトにせめてもの恩返しがしたいと、声をかけた。
「じゃあ、フラットホワイト」
「分かった」
フラットホワイトというのは南半球のミルクの飲み物らしい。
あたしもニュージーランドに来て初めて飲んだ。
空港内のカフェで2人分のフラットホワイトを買った。
甘過ぎずにミルクがふんわりして美味しい。
彼の家族は空港の駐車場で待っているということで、2人でそちらに向かった。