TATTOOー愛情ー
眼鏡の奥から見える二重の目は優しくて、背が高いからか何か頼り甲斐があって、あたしは直感的にこの子とは仲良くなれそうだと思った。


そして左のブラジル人とあたし達以外はマオリだったことに驚いた。


マオリ率高ッ!


しかもそれはこのトレーラインに限ってのことだった。


何故・・・?


あたしの仕事はキウイの箱の中にビニール袋やトレーを入れることだった。


最初はキウイの検査が終わっていないので、あまりすることが無かった。


左のブラジル人はパレット(キウイの箱を置く木の板)に座って携帯をいじっている。


みんなも座って周りの人と話したりして同じようなものだった。


そのうち検査されたキウイが上がってきたのか忙しくなってきた。


箱の中にビニール袋を入れて、どんどんラインに置く。


ベルトコンベアーに乗って箱がどんどこどんどこパッキングラインに流れていく。
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