あぶない お姫様
「用がないなら あたし 帰る!」

立ちあがり その場を離れようとした


「逃がさねぇぞ!」


金色の悪魔が後ろから 抱きついてきた



「うぎゃぁ!!!!!!!」


突然の出来事にとてつもない悲鳴を上げた

そして あたしに抱きついている腕を両手で握り返し 金色の悪魔を...



...投げ飛ばしていた




「「「あ...」」」



唖然と見ている オレンジ・メッシュ・メガネの3人組


「ふざけやがって…帰る...」


あたしは逃げるようにこの部屋をでて

エレベーターに急いで乗り込み 自分の家の階まで下りた




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