あぶない お姫様
「大変だったねぇー ! 引っ越し…」

「そうなのよ 急が急だったから バタバタしちゃって…」

今は 仲良くなった 斉藤さんと一緒にランチタイム

「あたし 香織でいいから」

「ラジャー! あたしは華でおねげーします‼」

「ん…元気でよろしい‼」

そんなトークしながら ご飯を食べた


「なんか 平和だね...」

「ん?なにが?」

「この学校がだよ」


ほんと静かすぎる...

つい最近まで通っていた学校は にぎやか過ぎだった...

授業中もまともに受けられない

あたしのクラスだけは違ったけどね...


「あいつらがいない時は平和なんだよ」

「あいつら?」

「そう...今日は来ていないけどね 空席あったでしょ そいつら!」


たしか 空席4つぐらいあったなぁ.....

「華!あいつらとかかわっちゃだめだよ ろくなことないから 」

「あ...うん」

相当悪者なんだね その方達は...

同じクラスなんて 最悪じゃん!








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