あぶない お姫様
「また 熱上がってんじゃねぇか!薬飲んで寝ろ!」

あたしの枕元にはいつ見てもらったのか 病院の処方箋が置いてあった


『グイ!!』


と背中を持ち上げられ 口の中に何か入れられた


「 !! 」

そして上島さんがペットボトルの水を口に加え あたしの口に流し込む

「ん…んぁ… ゴクッ!」

「お前…いい声で鳴くようになったじゃねぇか…」


『ペロっ!』


とあたしの上唇を舐めた

「続きはお前が治ってからな!」

「 !! 」

意地悪い笑みを浮か部屋を出て行った

「早く治してここを出て行かないと…」


重い瞼を閉じた





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