ホストーカー 【完】




「もう一生麗羅と口聞かないから。」


バタンッ。



遂に私、家出してみました。


全部、全部、麗羅が悪いのよ。


事の始まりは、ほんの一時間前。


「私、麗羅の働いてるホストクラブに行ってみたい。」



そんな些細な言葉がきっかけだった。





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