ホストーカー 【完】
私は男達に身を委ねた。
ドスッッ…!
鈍い音が響いたと思えば、突然、体が解放される。
「今すぐ美麗ちゃんからその汚い手、外してくれないかな?」
クイッと親指を立て、逆さまにするとニヤッと笑う。
綺麗………
こんな時なのに、思わずそう思ってしまう程の……美形。
「有咲麗……!」
「やっ、やべえぞ!」
男達は腰を抜かし立てなくなっている。
有咲麗……?
何処かで聞き覚えのある名前だ。