ホストーカー 【完】


私は男達に身を委ねた。



ドスッッ…!



鈍い音が響いたと思えば、突然、体が解放される。



「今すぐ美麗ちゃんからその汚い手、外してくれないかな?」



クイッと親指を立て、逆さまにするとニヤッと笑う。

綺麗………


こんな時なのに、思わずそう思ってしまう程の……美形。




「有咲麗……!」


「やっ、やべえぞ!」




男達は腰を抜かし立てなくなっている。


有咲麗……?


何処かで聞き覚えのある名前だ。



< 35 / 221 >

この作品をシェア

pagetop