ホストーカー 【完】
結局、此処にだって居場所は無いんだ。
イライラする。
私は一切口を開く事無く、机に突っ伏した。
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「おい、テメエこっち来な。」
そんな乱暴な声に起こされた。
なんて最低な目覚めなんだ。
「手短にお願いします。」
特に抵抗しない。
抵抗すると後々面倒臭くなるだけだし。
余裕な表情を浮かべる私にムカついたのかチッと舌打ちを打つ。
「付いてきな。」
付いていった、というよりはどちらかというと引きずられていった。