黒い炎
両手で鈴の頬を包むようにして上向かすと、潤んだ瞳が俺を捉える。
…やべぇ…くる…身体の芯が疼く。
右手を腰に滑らすと左手で後頭部を押さえ鈴の唇を奪った。
「…っ…ん……?!……ゃ…ゆっ…んあっ…」
突然のキスに戸惑う鈴なんて御構い無しに、開いた唇から舌をねじ込んだ。
ちゅっ…ちゅく…水音が立つほどに激しく舌を絡ませる。
俺の胸を押す鈴の手が弱まった事と、「あっ…んっ」と合間に漏らす彼女の吐息が更に俺を駆り立てた。
「……鈴…」
「んっふっ…ゆう…やくん」
その声でどんなに名前を呼ばれたかったか…溢れ出した感情は歯止めが効かず、ただ思いのまま鈴の唇を貪り続けた。