ランデヴー
「ここ笑うとこじゃないと思うんですけど」
「だって、そんなこと気にするなんて……好きなら好きでいいのに」
「まぁそれは……そうなんですけど……」
クスクスと笑い続ける私を見て不満げに溜息を吐いていた倉橋君が、ふとその目を細めて表情を和らげた。
「でも……やっと笑いましたね」
「……え?」
「気付いてないんですか? 今日坂下さん、1回も笑ってないですよ」
「……何それ」
「まぁ俺が見てる限り、ですけどね」
倉橋君は小さく笑みを浮かべて肩をすくめると、再びスープに手を着けた。
言われてみれば、今日だけじゃない。
陽介からあの話を聞かされた時から、私は1度も笑えてない。
最後に笑ったのは……楽しかったドライブ……。
あれから私は、笑う気になんてなれない程に落ち込んで落ち込んで……。
「だって、そんなこと気にするなんて……好きなら好きでいいのに」
「まぁそれは……そうなんですけど……」
クスクスと笑い続ける私を見て不満げに溜息を吐いていた倉橋君が、ふとその目を細めて表情を和らげた。
「でも……やっと笑いましたね」
「……え?」
「気付いてないんですか? 今日坂下さん、1回も笑ってないですよ」
「……何それ」
「まぁ俺が見てる限り、ですけどね」
倉橋君は小さく笑みを浮かべて肩をすくめると、再びスープに手を着けた。
言われてみれば、今日だけじゃない。
陽介からあの話を聞かされた時から、私は1度も笑えてない。
最後に笑ったのは……楽しかったドライブ……。
あれから私は、笑う気になんてなれない程に落ち込んで落ち込んで……。