ランデヴー
それは環境の変わった私にとっては当然とも言える展開だったんだと、今となっては思う。


別れてしばらくは寂しくて悲しくて後悔ばかりしていたが、会社で起こるごたごたと共にだんだんと思い出に変わっていった。



――振り返ってみれば。


別れた彼には、会社でのことなんて何1つ上手くは話せなかった。



日々突き付けられる現実。


自分の未熟さを認めざるを得ない、辛い毎日。



愚痴の1つでもこぼせれば、何か変わっていただろうか。


いや……きっと結果は同じだろう。



自分を取り繕うことに必死だった私の恋愛が上手くいくはずもなく、終わって当然だったんだと思う。



次の恋愛は、上手くやろう。


もっとたくさんのことを話し合える関係になりたい。


そう願っていたのは、確かだった……。
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