花は野にあるように
「な?」


可笑しそうに言いながら、リョクは僕の頬をつつく。


「え?
あ、うん。………大人の人みたいに見えるけど………って、問題はそこじゃないよっ!
ううんっ!
そこも問題なんだけどっ!
学校の中でお酒なんて飲んじゃダメだよっ!
や、外でもダメッ!」


ちょっと納得しそうになった自分に気付いて、僕はちょっと支離滅裂気味にわめいてしまった。


「ばれねぇって。」


自信たっぷりにリョクは言いながら、僕に顔を寄せてきた。


「ミキが誰にも言わなきゃ……な。」
< 269 / 1,416 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop