花は野にあるように
「大丈夫。
そんなに酷く痛んだりしていないよ。
そんなに心配してくれなくても平気だって。」


手を引くとか、身体を支えるとかを越えて僕を抱き上げる体勢に入りかけているリョクの、すぐ近くにある心配そうな顔に僕は笑いかけながらそう言った。


「ん。
………ごめん。」


「やだ、謝らないでよ。
リョクは悪くないんだって、また言い合わないといけなくなっちゃうよ?」


クス、と笑って僕は言うと、リョクがひいてくれたマットの上に腰を下ろした。


うわぁ、結構フワフワしてるんだっ!
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