花は野にあるように
だけど納得は出来ていなくても、次はリョクが僕に近付いて来て………。


ゆっくりと僕の前まで移動してくるリョクの足音を聞きながら、僕は薄目を開けていたのをやめてリョクを待った。


お芝居だけど、こんな風にみんなに見られているなかでリョクにキスされちゃうなんて、ドキドキしちゃうよ。


ホントはこんな中でキスなんて、恥ずかしくって絶対に嫌なんだけど、みんなが頑張っているんだから僕だけそんな我儘言っちゃダメだよね。


そう思うから、ものすごーく心臓がドキドキしているんだけど、僕はおとなしくリョクのキスを待っていた。
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