黒蜜味





「翼」


双子の弟、空に声をかけられた。


隣には三谷もいて、少しだけ気持ちがはずむ。


「どしたの?」


「お前、俺の教科書持ってるだろ」


空に言われ、あっ、と声を出す。


私は教科書を取り、空のところへ戻る。


「ごめんねー」


謝りながら教科書を渡す。


ついでに飴も。





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