シークレット・シェアリング~同居人は先輩社員~
「指、見せてみろ!?」



私の指先に触れようと手を伸ばす佐久間さん。



私はオーバーアクションで拒んだ。



「私のコトはほっといて!」


「そんなわけにはいかない…」


私の手を乱暴に掴んで、佐久間さんが水道の水で私の指を冷やし始めた。



「火傷はちゃんと処置しないと…跡が残る」



「だ、大丈夫だって・・・///」



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