シークレット・シェアリング～同居人は先輩社員～

「以前から誰かが俺のPCに侵入してるコトは気づいていた。それがお前だってコトも…だから、ワナを仕掛けてやった…。部長と相談してさ…」



「佐久間!!?」



「珠希に任せた…リストはダミーだ。パスワードも直ぐに分かるようにカンタンに設定しておいた・・・」



「・・・」



「俺の受注リストを改竄して…俺を奈落に突き落とす気だったようだが…」



川元は椅子から立ち上がった。



俺よりも少し体格のいいマッチョな川元。


こうして、顔を突き合わせると、ヤツの背丈が高い分。
威圧的だーーー・・・